******************************************************************
プラネタリウム番組「銀河鉄道の夜」は、今年、北海道から九州まで全国約20カ所のプラネタリウムで上映されます。国内では空前の規模であるだけでなく、全世界へ発信される次世代の国産ドーム映像作品として注目を集めています。宮沢賢治原作「銀河鉄道の夜」を忠実に再現した幻想世界を、ぜひ夏休みに体験してください。
******************************************************************
プラネタリウム番組「銀河鉄道の夜」は、現在上映中の館も含めて、今年、全国約20カ所のプラネタリウムで上映されます。国産のドーム映像作品が、しかもこの規模で同時に上映されるのは、日本で初めてのことです。(本年度上映館は、本文の後にご紹介しています)
昨年、本作品は池袋サンシャインのプラネタリウムで単館上映され、歴代の動員数の記録を大きく塗りかえ、上映期間を2カ月も延長するなど、大反響を呼びました。
2006年の秋には、北京で開催された「日本映画週間」に特別出品され、大絶賛されるなど、その実績が高く評価され、今年は北海道から九州まで、全国各地のプラネタリウムで上映されます。
また、中国の北京天文館でも2007年7月より上映がはじまるほか、その後、全世界への配給も予定されており、日本発の全天周映像作品として世界的に注目を集めています。
本作品は、世界的にも先進的な全天周映像としてつくられ、プラネタリウムのようなドーム館ならではの迫力ある演出が工夫されています。
360度の映像は、見る人の視界すべてに広がるため、物語に実際に入り込んだかのような夢の体験を味わうことができます。
本作品は、宮沢賢治の未完の作「銀河鉄道の夜」を、デジタルファインアーティストのKAGAYA(カガヤ)が、3年もの歳月をかけて綿密に調査し、精緻に描き上げたフルCGの幻想世界です。
プラネタリウムで上映されるのは、原作のうち銀河を列車で旅をする部分が中心です。
内容は、原作に忠実なだけでなく、実際の星空の中を汽車に乗って旅をしていくかのような臨場感を味わえます。
本作品の脚本とCGを手がけたKAGAYAは、透明感あふれる絵画で多くのファンをもつアーティストです。「the Zodiac 12星座シリーズ」は、ジグソーパズルとしてもロングセラーになっています。
また、幻想的な絵画だけでなく、天文知識も豊かなため、天文専門誌への挿絵を描くなど、その正確さと表現力は、国内外の天文研究家からも高い評価を受けています。
このような経歴をもつKAGAYAにとって、天文学への興味を深め、創作世界を広げるきっかけとなったのが、宮沢賢治原作の「銀河鉄道の夜」です。
幾度となく原作を読み返し、宮沢賢治の故郷花巻、当時と同じ汽車が残る愛知の明治村、国土地理院が管理している測量用の櫓など広範な取材の結果、ようやく銀河鉄道の車窓の風景が出来上がりました。
ナレーションは、実力派声優として活躍中の桑島法子。自身の朗読会でも宮沢賢治作品をライフワークとして演じ続けており、その表現力は、日本随一といっても過言ではないでしょう。
音楽は、KAGAYAの弟の作曲家加賀谷玲が担当しています。透明感があり哀切のこもった旋律はとても美しく、兄弟コラボレーションとして、作品の世界観をより豊かに演出しています。
プラネタリウム番組「銀河鉄道の夜」。それはまさに天空の汽車に乗車したかのような夢の体験です。
夏休みに、親子やカップルで見に行くのはもちろん、世代や性別を超えて、みなさんに楽しんでいただける作品です。
さあ、星めぐりの旅にでかけましょう。
お問い合わせ先
************************************************************************
KAGAYAスタジオへメール 広報担当 馬渕(まぶち)
※より詳細な資料もご用意しております。ぜひお気軽にお問い合わせください。
「銀河鉄道の夜」公式サイト
http://www.gingatetudounoyoru.com/